こわめっこしましょ
tupera tupera 作
お化けたちとにらめっこしましょ!えっ違う?こわめっこ?泣いたら負けよ!だって。ということで、お化けたちと怖がらせ対決をする絵本です。
絵が大きくてお話も短いので、小さい子から楽しめます。ただし、怖いのが苦手なお子さんには要注意。怖いもの見たさが勝ってしまうお子さんにおすすめです。
どろろんびょういん たいへんたいへん
神田澄子 作 かとうまふみ 絵
妖怪・お化けものといえば神田澄子さん!どろろん病院にはお化けの患者さんがやってきます。病気の理由もお化けならではのものばかり。先生はいつも大いそがし!その先生も、人間と思いきや実は…。
人気シリーズですが、なぜか一昨目は絶版になっていました。
ばけばけばけばけばけたくん たんじょうびの巻
岩田明子 作
食べると食べたものに変身しちゃう、お化けのばけたくんシリーズ。園の絵本貸し出しでは、子どもたちに大人気のシリーズです。
今回はばけたくんの誕生日。ママが用意してくれたごちそうをお客さんがくる前につまみ食いしてしまいますが…。お友達もガイコツなど、ユニークなお化けたちです。
こんた、バスでおつかい
田中 友佳子 作
こんたがお母さんに頼まれて、おつかいに行くためにバスに乗ります。奇妙なバスには、次々とこわ〜いお客が乗ってきて…。
可愛いらしいこんたが主人公のシリーズです。バスという密室で逃げられず、お化けたちが恐ろしくて震える涙目のこんたが愛くるしいやら、可哀想やら…。
くつやさんとおばけ
いわさきさとこ 作
さびれた商店街の靴屋に、足を痛めたちょうちん小僧がやって来ました。店主のおじいさんは、かわいそうに思って小僧に合った靴を履かせてやります。それをきっかけに、おばけたちとの交流が始まり…。
それぞれのおばけに合った靴を用意するのが良いですね。アマビエもいます。ハッピーエンドで読後感良し!第36回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞作品。
おろろんおろろん
石黒亜矢子 作
今宵は真っ赤な月夜。妖怪の大人たちはパレードに繰り出します。ちびっこ妖怪たちはお留守番。「わしらもおろろんしたいのう」子どもたちもこっそりと、行列を作って外に繰り出すことにしましたが…。
百鬼夜行に、ちびっこの物の怪たちも繰り出す姿が無邪気で愛らしい。
どっせい!ねこまたずもう
石黒 亜矢子 作
石黒亜矢子さんの怖かわいい妖怪絵本の作風がなんとも魅力的なので、こちらも併せてぜひお読みください!
百年に一度の大相撲大会。無敵の猫又、「にゃんこの山」は今回も勝てるのか?相手は強者揃いの物の怪たち。さぁさぁ、はっけよーい、のこった!
インパクトのある表紙に、豪快なストーリー。強面の猫又ですが、最後はホッコリ。
おばけでんしゃ
内田麟太郎 作 西村繁男 絵
おばけでんしゃが、おばけたちを乗せて出発します。がたたんがたたん…。
たくさんのお化けたちが乗車しています。個人的には、なぜかずっと雷小僧に追いかけられるウマ男がツボです(しかも電車に乗っていない)。
妖怪温泉
広瀬克也・作
温泉で男の子がお父さんの待つ忍びの湯に向かうのですが、向かった先は…?!
どの温泉にも堂々と妖怪がいるのですが、主人公の男の子が気づかないので、子どもたちと突っ込み笑いしながら読んでいました。マグマ風呂に入ってもへっちゃらな彼は、何者?!
おばけのはなし
寺村輝夫 作
昭和の名作の怪談シリーズです。絵が可愛らしいので怖すぎません。1話完結型なので、寝かしつけに読んであげても。
同じ作者の吉四六さんなどのとんち話シリーズは頭を使うので小学生向きですが、こちらのおばけの話はお化け・妖怪好きの園児さんに児童書の入門書としてもおすすめです。