【星】壮大な宇宙に思いを馳せよう!宇宙をテーマにしたおすすめの絵本7選【天体】

自然

みらいのえんそく

ジョン・ヘア 作 椎名かおる 文 / あすなろ書房

ある星にえんそくでやってきた子どもたち。一人だけ夢中でお絵描きしていた少年が、眠っているうちに置いて行かれてしまい…。

宇宙人との交流が子どもの心をつかむようです。画材を手に楽しそうにしている宇宙人がチャーミング!長女が小2のころ、この絵本を元に図画工作の授業で絵を描いていました。幼児から楽しめます。

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ぼくはうちゅうじん

中川ひろたか 作 はたこうしろう 絵 / アリス館

お父さんとお母さんとぼくでキャンプした夜、日の出前にお父さんに起こされた。夜空にはたくさんの星!3人で星をながめながら宇宙について語る…。

お父さんとお母さんが宇宙や星にまつわる蘊蓄をたくさん話してくれているので、勉強になります(お父さんのダジャレ付き)。見開きで出てくる太陽の絵が美しい!いち地球人としては、太陽に感謝して生きたくなった読後感。2015年読書感想文・小学校中学年の課題図書です。

13800000000ねんきみのたび

坂井 治 作 / 光文社

宇宙が生まれて約138億年、地球が生まれて約46億年、生命が生まれて約40億年といわれます。この絵本では、宇宙の誕生にはじまる物質と物質のつながり、物質と生命のつながり、生命と生命のつながりを、お子様の旅にたとえて表現しました。私たちはどのような歴史をたどって今に至ったのか、お子様と旅することができます。

出版社の説明より

国立科学博物館の地球史ナビゲーターである坂井さんの作品です。宇宙にはじまり、地球の歴史を順を追って分かりやすく解説してくれます。

きみ(読者)をストーリー内で誕生させ、毎ページ進化しながら登場する展開で地球史のストーリーに入り込みやすい。柔らかい絵と優しい雰囲気も好きです!

もしも月でくらしたら

山本省三・作  村川 恭介・監修  /  WAVE出版

月は宇宙探査へのとても重要な足がかり。そう遠くない未来に、月には宇宙基地ができて、人間が生活するようになるといわれています。でも、月でくらしたらどうなるんでしょう? 酸素は? 水は? 食料は? 毎日見ている星なのに、月にはまだまだ私たちが知らない秘密や謎がいっぱいあります。そんな秘密を、お父さんの仕事で月でくらすことになった満くんが、月での生活のようすといっしょにときあかしてくれます。

出版社の説明より

月で実際に暮らしてみたらどんな感じになる?大人も近未来の暮らしに想像を膨らませて「ふむふむ」と楽しめます。

うちゅうのふしぎ(どんどんめくってはっけん)

ロブ・ロイド・ジョーンズ 著 縣 秀彦 監修  エンリカ・ルシーナ 絵 / 学研プラス

月の大きさはどれくらい? どうやってできたの?
太陽のこと、太陽系のいろいろな惑星のこと、うちゅうステーションのこと、しかけをめくればめくるほど、どんどん知識が身につきます。

出版社の説明より

70箇所以上もめくれる仕掛け絵本です。タイトルの通り、どんどんめくりたくなる仕掛けがあって子どもの好奇心を駆り立てる!

ブラックホールってなんだろう?

嶺重 慎 文 倉部 今日子 絵 / 福音館書店

著者の嶺重慎さんはブラックホール研究者です。ブラックホールはとても難解な天体ですが、すべり台やなわとびなど、子どもたちの身近なものにたとえながら、わかりやすく語っていただきました。絵を担当した倉部今日子さんには、遠い宇宙のお話でありながらも、あたたかく素朴な雰囲気を大事にして描いていただきました。モノクロの安心感のある絵の中で、ブラックホールの奥深さに触れられる絵本です。

出版社の説明より引用

youtubeの謎動画によって、いたずらにブラックホールに対する恐怖心を煽られていた子どもたちに読み聞かせました。この福音館の『たくさんのふしぎ』シリーズはめちゃくちゃ面白いテーマが多い反面、大人でも難解なことがあるのですが、今回は平易な言葉でわかりやすく伝えてくださっているので小4の長女でもついていけました!

私も昔のイメージで「ブラックホール=不気味で怖い」イメージがあったのですが、この本のおかげで払拭されました。なんと、ブラックホールから吐き出されるジェット(ガス)が宇宙空間に星を誕生させる働きをしているのかもしれないと言われているのです!まだまだ解明されていないことも多いのですし、ブラックホールに壮大なロマンを感じました。

まるごとうちゅうカレー

チョーヒカル 作  / PHPにこにこえほん

【まるごとうちゅうカレーのつくりかた】
①惑星の下じゅんび
惑星を切ったり、むいたり、わったりする
②惑星をいためる
アツアツのフライパンで、色が変わるまでじっくりいためる
③惑星をにこむ
なべにいためた惑星と、たっぷりのほしぞらを入れてグツグツにこむ
④つづきは読んでのお楽しみ

発想の転換力・想像力を育む新感覚の食べ物? 絵本!

出版社の説明より

ちょっと変わったテーマのうちゅう絵本です。チョーヒカルさんと言えばトリックアートのボディペイントの絵本で有名で、長女もファンです。今回は太陽系の惑星をすべてカレーの具材にしてしまうという、斬新なアイデア!

包丁で切られた各惑星の断面図がそれっぽくてクスッとなります。地球内部のマントル層や核はニンジンに例えられています。こんなカレーライスが宇宙をコンセプトにしたカフェのメニューであっても面白そうですね。

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