【食育】大人も学びになる、おすすめの食べ物絵本12選

食育の絵本 暮らし

ぷくちゃんのいただきまあす

ひろかわ さえこ・作

田舎のおじいちゃんとおばあちゃんから、お野菜が届きました。ぷくちゃんとお母さんはそれを洗います。そのあと、お母さんはお料理してくれます。

小さいお子さんに読んであげたくなる、身近にありそうな日常が描かれた絵本です。

バナナのはなし

伊沢 尚子・作 及川 賢治・絵

身近なフルーツのバナナですが、大人も意外と知らないことがあり、へぇーとなります。可愛いイラストと分かりやすい説明で、3歳くらいから読み聞かせができそうです。

皮に爪楊枝で絵を描くというアイデアは、すぐに子どもがやっていました。

きりみ

 長嶋 祐成・作

絵が綺麗で、図鑑としても秀逸です。”魚譜画家”という言葉を初めて聞きましたが、水彩絵の具で描かれた長嶋さんの絵は美しい!捌かれてパーツに分かれていても、生々しくなく見易いのがありがたいです。

普段なにげなく買い物しているスーパーの鮮魚売り場を、発見に満ちた場に。
日常を好奇心で彩る楽しみを、この絵本を手に取られたみなさんと一緒に感じられたらと思います。

【作者コメントより引用】

大人も子どもも大好きなお刺身。切り身の絵から、元はどんな姿か子どもと当てっこしたいですね。

楽天ブックス
¥1,485 (2024/01/04 12:21時点 | 楽天市場調べ)

ぬかどこすけ!

かとう まふみ・作

売れ残りのフタ付きカメに入れられたのは、なんとぬか床!やる気たっぷりだったのに出端を折られ、憤慨していたカメだったが、ふところの深い『ぬか床姉さん』によって、気持ちが徐々に変化していく…

こちらを読んだのが夏だったので、家庭菜園で採れた野菜を使ってぬか漬けを作りました。キュウリやナスなどお好みの野菜を洗ったら、水分を拭いて入れるだけ!毎日食べても追いつかないくらい量産してしまったので途中でやめてしまいましたが、来年も夏になったらする予定です(日記)。

楽天ブックス
¥1,430 (2024/01/05 17:08時点 | Amazon調べ)

うおいちば

安江リエ・作 田中清代・絵

早朝に早起きし、魚市場で働く家族を見にやってきた少女。学校の社会科見学では行けない時間帯。競りの様子などが見られて、貴重な体験です。

おばあちゃんの誕生日を祝うために、少女はキンメダイを探します。新鮮な魚介類が食べたくなりました。

おじいちゃんちのたうえ

さこももみ・作

ゴールデンウイーク。毎年、田植えの季節になると家族でおじいちゃんの家に行って、みんなで田植えをします。今年はぼくもいっぱい手伝うと宣言し…

晴れやかな田園風景のもと、子どもも労働する気持ちよさが感じられる、心地のよい絵本です。

どこからきたの?おべんとう

鈴木まもる・作

2022年度の読書感想文の課題図書でした。普段何気なく食べているお弁当の材料たちが、世界中のいろいろなところからきている事が学べます。

社会科の授業でも、原材料表示を見て、その食材がどこの国から来ているかを調べる宿題がありました。子どもと買い物するときに、一緒に原産国チェックをするのも学びになりそうです。

やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?

なかやみわ・作

いちごちゃんたちは、自分は野菜じゃない!と、くだもののがっこうへ行きます。しかし、受け入れられず、やさいのがっこうへ戻ってきます。同様にカテゴリ分けがややこしい、アボカドくんととともに…

いちごは、土の上にできるから野菜なんだそう。売られているときは果物カテゴリに入れられているけど…といったことが書かれていてへぇーっとなりました。こちらのシリーズは大人も知っているようで知らない、果物や野菜の豆知識が盛り沢山!大人も楽しめるのでオススメです。

やさいのがっこう とうもろこしちゃんのながいかみ

なかやみわ・作

とうもろこしちゃんは髪が長くてどっちが前を向いているか分からない。だから、切っちゃおう…って、いやいや、とうもろこしのヒゲは切っちゃダメなんですね。

たべることはつながること

パトリシア・ローバー 作 ホリー・ケラー・絵 ほそやあおい 訳

食物連鎖について書かれています。全文ひらがなで、園児がひとりでも読めるようにしている仕様かと思われます。

あらためて、人間が食物連鎖の頂点にいることを再認識しました。過去の実例をまじえて、生態系を守る大切さにも触れられており、小学校低学年のお子さんにもオススメです。

しんでくれた

谷川 俊太郎・詩 塚本 やすし・絵

谷川さんの胸を貫くような詩と、シンプルに描かれた塚本さんの絵が本質を語っていて刺さります。日々、「命をいただきます」の気持ちで丁寧に食事をしたいと思いました。

楽天ブックス
¥1,430 (2024/01/04 16:54時点 | 楽天市場調べ)

いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日

坂本義喜・作

食肉センターで牛を解く仕事をしている坂本さん。息子のしのぶ君は、先生からお父さんの仕事が、人々の食卓に欠かせない大切な仕事である事を教えられます。

ある日、食肉センターに、少女が可愛がっているみいちゃんと名付けられた牛がやってきます。お正月を家族で迎えるため、泣く泣くみいちゃんを連れてきたのです。

命の尊さを子どもと感じられる本です。

タイトルとURLをコピーしました